2013/08/02

水泳のダイエット効果

水泳をすることでダイエットができるという人はたくさんいますが、ダイエットは水泳にいいものでしょうか。
水泳は、カロリー消費が高くダイエット効率のいい運動です。
1時間のウォーキングを、体重55㎏の人が行うと120kcalのカロリーを消費します。

それに対して、1時間の平泳ぎをするとおよそ600kcalが消費できます。
もしもクロールをするなら、水泳によって消費するカロリーは1000kcalです。
プールの水圧も、運動効果を促進します。体にかかる水圧は、1.3トンにもなるようです。

水圧による負荷が体にかかりますので、血流や代謝も活発になります。
背筋や腹筋など、陸上では使わない筋肉にも刺激になります。
水の抵抗にさからって運動をしなければならないため、水の中では地上の10倍の労力を費やして運動をすることになります。

水泳もいいですが、水中ウォーキングもいい方法です。
水の抵抗が強いことから、水の中で体を動かすこと自体が大変なためです。
体の深層にあるインナーマッスルを効果的に鍛えることができるともいいます。

肥満体型の人がダイエットをしようとジョギングやランニングをすると、関節に負担がかかってしまうことがあります。
一方、水泳ならば浮力のある中で運動をすることになるため、膝や腰に体重の負荷をかけずに運動をすることが可能です。
下半身の筋肉を増やしたくない人は、下半身で体重を支えずともいい水中運動がぴったりです。

また、プールの温度は通年通して体温より低めです。
水に体温を奪われそうになると、体は体温を一定に保つためにいつもより多めにエネルギーを消費するため、ダイエットに役立ちます。
気軽にダイエットをしたいのであれば、水泳の習慣をつけるといいでしょう。