2013/08/03

多汗症の手術をする方法について

手術によって多汗症の治療をする人は意外と多いようです。
多汗症は、汗が出る病気だというイメージがあります。
多汗症は、手術で改善できる症状もあります。

多汗症の手術について知るためには、多汗症のメカニズムを理解する必要があるといいます。
多汗症の症状が起きるのは、様々な要因が関わっています。
エクリン線、アポクリン線という2つの汗腺のうち、エクリン線から分泌される汗が必要以上に分泌してしまう病気、体質の事を言います。

全身に症状が現れる全身性多汗症、手のひらや足の裏、わきの下などの部分だけに起こる局所性多汗症があります。
多汗症で多いのは、局所性多汗症ですので、ここでは特に局所性多汗症に絞ってお話しましょう。
多くの人が、手術以外に多汗症の治療方法はないと思い込んでいるようです。

手術で多汗症対策をするのは最後のとりでとして、それ以外の治療方法を実践するのが一般的です。
多汗症は、ストレスとも深い関係にあります。
ストレスを蓄積しないように心がけるという心身療法という治療法も行われています。

特定の食べ物を食べた時に汗をかくという人は、食事内容の改善も治療のひとつになります。
ホルモン過剰によって多汗症が発症するケースもあり、その場合はホルモン治療なども効果があります。
個々の症状に対する治療をしても改善されない場合には、多汗症の手術という事になります。